結婚後について

恋愛時代は責任や義務がなく気楽でいいものです。それに自己主張も思い切りできるし、気兼ねすることはありません。そういえばフランスの作家ロマン・ロランはこんなことを言っています。「少しのきまじめさは恋愛においては結構だ。しかしあまり真面目すぎては困る。それは重荷であり、快楽でなくなる。」つまり恋愛は、快楽を求めることが優先すべきことであり、それが無くなれば恋愛ではないということです。


これが許容できなければ別れるだけだ、というのがまた恋愛かもしれません。真面目さを要求するのは結婚してからで十分です。とりわけ夫に対しては厳しく真面目さを求めたいものです。先ず、一つ目はしっかり働くことです。結婚生活を支えるには経済的に安定していなくてはなりません。そのためには収入がなくてはなりませんが、一般的には夫の役割になります。独身時代のちゃらんぽらんでずさんな考えは改め堅実なタイプになって欲しいものです。その逆のプー太郎には決してなって欲しくありません。


次のやって欲しくないことは浮気をしないことです。浮気を男の甲斐性という変な風潮がありますが、それをしたらお終いよと言う位きつく戒めておく必要があります。恋愛時代は不真面目でもいいが結婚したらそうはいきません。そのためにはそれぞれの状況をまめに報告し合うことが大事です。会話が途絶えることが浮気の始まりと言ってもいいぐらい大事なことです。


日頃のコミュニケーションはしっかり取りたいですね。だからと言って、実家の親や兄弟がこうだったとか、こうしていたからあなたもそうして欲しいなどの話しばかりだと、逆にしらけてしまいます。これは双方に言えることですが、早く親離れをすることが大事です。それ以外にもたくさんあるでしょうが、人のふり見てわがふり直せという通り、一方的にこれをやるな、直しなさいではなく、お互いに気をつけていきたいものです。