結婚後について

同棲にも色々なパターンがあります。結婚が決まりその準備も含めて慣らし運転的に同居するという形から、片時も離れたくないからとか、ただ一緒にいたいからなどの激情型とも成り行き型とも言える同棲、更には部屋をシェアすることで出費を抑えることができ、ついでにただで性の処理までできるというちゃっかり型の同棲、住居や食費など片一方が全て面倒見るという居候型の同棲等々色々な形があるものです。

どのような形の同棲がいいか悪いかは一概に言えませんが、少なくてもお互いのプライドを守ることや、やってはいけない最低限のルールを決めておくなどした方がいいと思います。それと結婚を前提とした同棲でない限り、結婚とは切り離しておくことが必要です。ところが、これができないのが女性で、結婚願望がもろに出て結婚生活と混同してしまいます。

中には妻になったと錯覚したのか、あれこれ男を束縛する女性を見かけます。帰ってきたら浮気をしなかったか、身体検査や着ていたもののチェック、更には自分の好みのものを着なさいと押し付けたり、部屋を風水にいいからと言って派手に飾り付けたりするなど、これでは恐妻としか言いようがありません。同棲中の関係はお互いにフリーであり束縛できるものではないはずですが、こうなってしまったのではじっと耐えて結婚するか、逃げ出すか態度を決めた方がいいかもしれません。

同棲期間中不可解な或いは不条理な行動をとるのは女性だけではありません。男の側にもたくさんおります。中でも多いのは女性に貢がせる男です。経済的なことだけならまだしも、女性を性の道具扱いまでするとあっては、これはもう同棲とは言えず、支配と被支配の関係でしかありません。それでも幸せを感じるなら良しとしましょうが、できることならさっさと同棲関係を解消すべきです。